KG+ 2026

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アトリエリッケンバッカー

Atelier Ricken Backer

私たちの讃美歌

日本における仰とは何にあたるのか大きなところを考えてみると神道、仏教といったところである。
しかし他国からすると日本人の仰に対する疑問の声は少なくない。
宗教という存在はあるが仰そのものは薄いという意見である。
かく言う私も海外生活中に日本人の信仰に対してのこういった声を耳にした経験がある。
本展示では仰のない祈りをコンセプトとし
AtelierRicken Backer に所属する作家からキュレーションしている。
近代化が進むにつれ時代は物質主義に移行し、令和の今を生きる若年層のほとんどは信仰を持たないとされている。
しかしながら特定された神を持たない彼らの表現行為には宿仰に近しい何かを感じとれる。対象物を探しイメージに起こすことにより、そこに眠る真理のようなものに問いかける、
その行程はあらかじめ決められている祈りの所作との重なりを私は感じとれた。
形を持たないもの、あるいは得像物を作り、そこに祈りを届ける。
その行為は彼らの写真行為と同義といっても過言ではないのかもしれない。
それぞれの出展作家が写真という視覚言語を用い
今現在の世界を讃える在り方が本グループ展示にあると私は考えている。

Atelier Ricken Backer 代表兼ディレクター 福島耕平

堀川御池ギャラリー

〒604-0052 京都府京都市中京区押油小路町238―1

地下鉄東西線「二条城前」駅2番出口から徒歩3分

Open: 4.18 Sat.–5.17 Sun.
Closed: Mon.

11:00 - 18:30

入場無料 | Free

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