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屋久島国際写真祭展
Yakushima Photography Festival (YPF) Exhibition
HUB - 接点
「Hub - 接点」
民族的、文化的にも異なる"日本"と"フランス"のアーティストが、それぞれの「美学」をもとに屋久島という限定された空間から引き出されたイメージによる対話を試みる。
屋久島国際写真祭 YAKUSHIMA PHOTOGRAPHY FESTIVAL (YPF)は屋久島でのアーティストインレジデンス(滞在制作)のプログラムを設けており、2017年レジデンス作家 Mauro Mongiello | マウロ モンジエーロ氏(仏)、2022年レジデンス作家 Tetsuo Kashiwada | 柏田テツヲ氏(日)、両者による制作作品は、独自の視点と感性により異なったものでありながら、屋久島という共通のフィールドである事から繋がりが見られる。
人工美を優位においたヘーゲル
自然美を優位に置いたカント
17 世紀から18世紀のフランスにおいて議論を重ねられてきた美に対する比較は未だ結論は出ていない。
人の暮らしの足跡を捉えたマウロ氏、自然との共同作業を試みた柏田氏。
異なる作家が紡いだイメージによる対話から、新たな視点や気づきが生まれる事を望んでいる。
「木とつくる幸せな暮らし」を目指し、新たなコミュニケーションの場を提供する Karimoku Commons。
「分かり合う、分かち合う」共有する喜びを、写真を通して活動する屋久島国際写真祭。
人と人が出会うことで生まれる新たな可能性を望む両社によるコラボレーション企画展。
展示作家
マウロ モンジエーロ Mauro Mongiello
sofiamauro.com
柏田 テツヲ Tetsuo Kashiwada
tetsuokashiwada.net
Karimoku Commons Kyoto
Karimoku Commons Kyoto は、ショースペースだけではなく、オフィスやギャラリーなどの機能を備えた、幅広い活動を目的としたハイブリッドなスペース。訪れた方々には家具を実際に使用しながらカリモク家具の活動をご覧いただくと共に、様々なもの・ことに触れていただける新しいコミュニケーションの場となることを目的とする。奥行きのある京町家の跡地に建てられており、通り庇や格子といった京町家の特徴を感じさせる木製のスリットが目を引く外観。建物の中に一歩足を踏み入れると周辺の環境から隔絶されたかのような感覚を覚える作りとなっている。
カリモクコモンズ京都
〒604-8182 京都府京都市中京区大阪材木町685−2