KG+ SELECT 2023

A03

西村祐馬

Yuma Nishimura

Savepoint

人類は進化することを止めない。後戻りはできないが、2つの作品を通してわたしたちが存在した記録を保存する。< Daily life in the bottle >シリーズでは、良い未来を思い浮かべそれが実現するように、私が愛した日常の光景を瓶に詰めて未来へ贈る。遠い先この瓶が発掘されたとき、誰かの救いとなれるように願い遺す。< Touched (Skin) >シリーズでは鑑賞者は写真にさわることができる。さわる事が憚られ、ふれあう事を躊躇する現代で、さわること、さわられることが私たちにとっていかに必要不可欠か体感させ観る者の記憶に残す。肉体と精神はいつか分離し、今の概念では到底把握できないような進化を遂げているかもしれない。その過程において決して忘れてはいけないものとは何か、観るものに写真を通して語りかけるのである。

西村祐馬は1995年生まれ。2018年日本大学芸術学部デザイン学科を卒業。個人の存在を未来まで遺すことをコンセプトに制作を続ける。ケビン・ケリーやレイ・カーツワイルなどの未来学者に影響を受け、人類の進歩とテクノロジーの進化が及ぼすメリットとデメリットを漠然とした未来像から写真を通して日常の光景へと現像する。そうすることでクローンやAIなどによって精神と肉体の関係から解放された次の人類の在り方を観るものに訴える。これまでに「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2022」多和田有季賞、「APA PHOTO AWARD」入選など、グループ展に参加しながら作品の発表を続ける。

堀川御池ギャラリー

〒604-0052 京都府京都市中京区押油小路町 油小路通御池押油小路町238―1

地下鉄東西線「二条城前」駅2番出口から徒歩3分

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