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Artist 01: Iris Fuzaro. Artist 02: Erick Rosa. Artist 03: Lucas Mayer

Artist 01: Iris Fuzaro. Artist 02: Erick Rosa. Artist 03: Lucas Mayer

7日 × 7年

7 Days × 7 Years は、写真とサウンドを通して、時間が人の知覚、記憶、そして帰属意識をどのように形づくるのかを探る写真展です。

本プロジェクトは、異なる二つの時間軸が、展示空間の中で交差する構成となっています。

アイリス・フザロは、日本を短期滞在者の視点で捉え、7日間という限られた時間の中で制作しました。フィルムで撮影された彼女の写真は、即時性のなさと不完全さを伴う表現です。
粒子、ブレ、傷を、欠陥ではなく時間が刻まれた痕跡として、そのまま残しています。
アナログのプロセスは、結果を急がず、出来事がゆっくりと立ち現れ、確かな物質的存在感を伴って残ることを可能にします。

一方、エリック・ローサは、東京で7年間生活する中で撮影した写真作品を展開します。
彼の写真はデジタルで撮影され、日常の反復や習慣の中から生まれたものです。
季節を越えて何度も訪れた同じ街並み、そして時間の経過とともに変化が積み重なっていく同じ空間。 一枚一枚は一瞬の断片にすぎませんが、時間をかけて積み重ねられることで意味を帯び、日常の連なりや、失われていくもの、そして変化の過程を記録するアーカイブとなります。

7 Days × 7 Years は、異なる時間軸を持つ二つの写真表現を対立させるのではなく、むしろ、それらの間に対話を生み出します。その会話を通し、時間との関わり方が、ものの見え方、暮らし方、そして記憶の残り方にどのような違いをもたらすのかを浮かび上がらせます。

本展は、束の間の出会いが、長い時間の中で埋もれてしまった真実を呼び覚ますのか、
そして、そこに留まり続けることで、最初には見えなかった意味を明らかにするのかを問いかけます。

この対話には、ルーカス・メイヤーが作曲・演奏を手がけたサウンドトラックが寄り添います。

サウンドは、写真作品の空間的かつ概念的な広がりとして機能します。展示空間は、二つの異なる写真の時間軸に対応した、二つの音響環境によって構成されています。

アイリスのアナログ写真には、アコースティックな音色やアナログ楽器によるサウンドが重ねられ、触覚性や呼吸、時間の遅れが強調されます。
エリックのデジタル写真には、デジタル楽器、シンセサイザー、ループ構造による音が用いられ、蓄積や継続の感覚を呼び起こします。

ドルビーアトモスによる空間的なミックスと、展示会場内での操作を通じて、二つの音環境は徐々に重なり合い、アナログとデジタルという異なる時間の流れが、同じ空間の中で交差します。
東京での初写真展に続く京都での開催は、本プロジェクトの新フェーズへの移行の節目となります。
本展は、サウンドインスタレーションの楽曲を収録した限定アナログレコードと、写真ブックレットのリリースと時期を同じくして開催されます。

これらの要素によって、展示は会場の中だけにとどまらず、写真と音が時間とともに広がり続けるかたちで体験できるようになります。

7 Days × 7 Years は、来場者に立ち止まり、耳を澄ませ、記憶がどのように形づくられていくのかを改めて見つめる時間へと誘います。それは、過ごした時間の長さだけでなく、心に残り続ける印象によっても育まれるものです。

京都四条半

〒600-8465 京都府京都市下京区高辻西洞院町801-7

Open: 4.18 Sat.–4.26 Sun.
Open Everyday

10:00 - 19:00

入場無料 | Free

キュレーター | Curator: イリス・フツァーロ | Iris Fuzaro

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