EVENT - イベント

WORKSHOP

2025.5.3 14:00~17:00

ワークショップ 『明るい部屋』を読むために

北白川日光写真部

京都府京都市左京区北白川伊織町60-1 Ioricho 60-1 Kitashirakawa, Sakyo-ku, Kyoto

APPLY

フランス人思想家ロラン・バルトの写真論『明るい部屋』を読むためのワークショップ。日常的言語感覚から、バルトのテキストへのフレームワークの転換を目的にする。 『明るい部屋』はよく読まれている写真論だが、書かれている内容が理解されることはほとんどまれである。この本の読解が容易でない理由は、主旨が明確であればあるほど、明確には書くことができないという論理上の問題による。この言語論的トリックを体感的に理解できれば『明るい部屋』は読むことができる。人間的な誠実さと論理性を持って書かれたこの本は、このように読まれた時に写真論を超えた深く感動的な思想書として体験されるだろう。 このワークショップでは、ロラン・バルトが援用している哲学的アプローチ「現象学」をグループセッションを通じて体験し、写真を見て批評することの意味をとらえ直す。そのうえで、この本の内容の前提となっているプラトンやハイデッガーの思想の概略のレクチャーを行う。『明るい部屋』本文には入らず、このワークショップに続く読書会シリーズで扱うこととする。「テキスト」と「思想」の間に発生する遅延やズレをワークショップで認識することで、写真作品への言語的アプローチは新しい次元へと引き上げることになるだろう。

参加費:5000円
定員:10人

Webサイト:https://tokyoaltphoto.com/

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2025.5.3 14:00~17:00

ワークショップ 『明るい部屋』を読むために

北白川日光写真部

京都府京都市左京区北白川伊織町60-1 Ioricho 60-1 Kitashirakawa, Sakyo-ku, Kyoto

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フランス人思想家ロラン・バルトの写真論『明るい部屋』を読むためのワークショップ。日常的言語感覚から、バルトのテキストへのフレームワークの転換を目的にする。 『明るい部屋』はよく読まれている写真論だが、書かれている内容が理解されることはほとんどまれである。この本の読解が容易でない理由は、主旨が明確であればあるほど、明確には書くことができないという論理上の問題による。この言語論的トリックを体感的に理解できれば『明るい部屋』は読むことができる。人間的な誠実さと論理性を持って書かれたこの本は、このように読まれた時に写真論を超えた深く感動的な思想書として体験されるだろう。 このワークショップでは、ロラン・バルトが援用している哲学的アプローチ「現象学」をグループセッションを通じて体験し、写真を見て批評することの意味をとらえ直す。そのうえで、この本の内容の前提となっているプラトンやハイデッガーの思想の概略のレクチャーを行う。『明るい部屋』本文には入らず、このワークショップに続く読書会シリーズで扱うこととする。「テキスト」と「思想」の間に発生する遅延やズレをワークショップで認識することで、写真作品への言語的アプローチは新しい次元へと引き上げることになるだろう。

参加費:5000円
定員:10人

Webサイト:https://tokyoaltphoto.com/

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