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岩城穂乃花、澄毅、田口るり子
HONOKA IWAKI, TAKESHI SUMI,RURIKO TAGUCHI
空の海の化石は光を求める
空間と時間に対し独自の表現を持つ3人の展覧会。
岩城穂乃花は写真と書を行き来する。空の写真と風のようなドローイングの断片を集め繋いだモビールを空間に展開。それは空の拡張のようである一方、星を探すようにその先の世界を見出す。空気の流れや人の気配によってゆらめくモビールは人間性と自然の融合を想起させる。
澄毅にとって時間と空間は写真プリントに施された数百のスリット(切れ込み)にある。原爆を観た祖父のポートレートに施されたスリットは光を透し、彼が観た80年前の光を観るものに見出させる。それに加え今回は新作をインスタレーション的に提示する。
田口るり子にとっては空間は宇宙へと広がり、時間もまた白昼夢のように有と無を行き来する。レジンの中に収められた瞳や肌や髪の塊は異星の遺物のように在る。鏡と人間と身体の写真の組み合わせは、魂と言えるものの存在すら露わにするような強さと、畏れさえも導き出す。
京町家の空間を活かした展示を通して、お互いの作品がリンクし、この場所だから見出せる世界を形作る。
スタヂオ・ユニ京都 ギャラリー
京都市下京区東洞院仏光寺下る高橋町613-15
Open: 4.18 Sat.–5.16 Sat.
Closed: Sun. holiday
10:00 - 18:00
*土曜日は11:00–17:00 | Sat. : 11:00–17:00
入場無料 | Free
*3階の会場のみアテンド制、土のみ(11:30、15:00、16:00) | 3rd Floor: Attendant required. Saturdays only (11:30, 15:00, 16:00)