KG+ 2026

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ブンピカ写真部

Bunpika Photography Club

不定形

京都大学の構内、文学部東館の中に、いつでも扉が開いていて、壁中にビラや落書きのあふれる不思議な部屋がある。文学部学生控室、通称ブンピカ。
いつからか使われるようになったこの部屋は、学籍や社会的身分など、使う人を限定しない。 煙草を吸いにふらりと訪れる人もいれば、絵を書いたり演劇の練習をする人もいる。時には鍋を振る舞う人がいたり、コーヒーを出す人もいる。
ただ、まとまりが無いようでいて、自分たちでここを維持しようという共通意識はあるようだ。ブンピカの正面には、自主管理貫徹と力強く書かれている。1992年、一度利用が停止されたこの部屋を取り戻した直後に書かれたものだ。

2025年度、ブンピカは年度内の退去を要求された。
しかしここに集まる人は決して減らず、むしろ使われ方は拡大したようだ。クラブイベントが開催され、ブンピカの外に飛び出して中庭で盆踊りも行われた。人が集まった結果として、退去の危機も乗り越え、今回この展示は実施される。

余白を許さない社会の中でも、何十年もの間ブンピカは残り続けてきた。様々な人のたまり場として、常に形を変えながら残っていくこの場所の今を記録した。

ブンピカ(京都大学文学部学生控室)

〒606-8317 京都府京都市左京区吉田本町 京都大学文学部東館1階 文学部学生控室

Open: 4.18 Sat.–4.26 Sun.
Open Everyday

12:00 - 18:00

入場無料 | Free

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