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神谷知和
Tomokazu Kamiya
蒼月華 / complex edgey
月明かりが照らすかすかな記憶を辿り、1000年以上の時間、人々に愛され語り継がれてきた神秘的な物語を現代に甦らせた。
虚構空間に拡がる月華、リアルが醸し出す刹那。憂い、葛藤、共鳴、儚い表情に幾度も出会う。
人の感情や幸せの価値観は、案外過去も現在も変わらないのかもしれない。
普遍的なテーマを、新たな視点でフレーミングする。
「縁」という漢字には、つながり・結びつきという意味とふち・端という異なる2つの意味を持つ。
由来を探ると衣服のふち飾りを指す漢字で、「ふち・まわり」という意味合いもあった為、つながりを指す意味に用いられた。
巡り合わせや繋がり「縁 =edge」を「複合体=complex」にし、「尖端的=edgy」をテーマに
重層的なウェディングフォトの表現展示を行う。
ふたつの側面から、現代における「結婚」観の多様性にアプローチする試み。
京都創造ガレージ
京都府京都市中京区西洞院通六角下ル池須町419-2
419-2, Ikesu-cho, Rokkaku-sagaru, Nishinotoin-dori, Nakagyo-ku, Kyoto, 604-8216, Japan
Open: 4.26 Sat. –5.4 Sun. 11:00–18:00 Open everyday
11:00 - 18:00
入場無料