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畢り
Owari
祝いと呪い
私が生まれた日のことを私は思い出せるはずがないが、きっと家族は喜び合ったに違いない。そう思えるのは愛された記憶があるからだ。幼い私には家族や家が世界そのものだった。そこで生まれた感情も経験も価値観もすべてが血となり肉となる。それが私にとって祝われた証であり、重い呪いとなったのだ。本展ではセルフポートレートを通し自分の過去と向き合い、家族のあり方を問う
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