KG+ 2022

44

八木ジン

Jinn Yagi

私と人の境界模様

昨年の個展に来て頂いた方との出会いから LGBTQ+をテーマに撮影させていただいた 人と人との間には、境界線模様がある 模様と被写体を一緒に撮ることで 人との距離感を感じることが出来る LGBTQ+の作品では 多様性を表す虹色模様のボードを持つことで 人が持つ境界線のイメージを具現化した 模様には人に傷つけられた後が残り、 また色は、より複雑に混ざっていく ボードをあえて見せることで、 それを取り払えそうなニュアンスを残す 表と裏模様があり、 表(裏)面がどのようになっているかは その裏(表)にいる人しかわからない もう一つは、 カラフルで立体的な絵の具が 対象者を柔らかく見せ ポップな印象を残した ボードをあえて見せることで、 それを取り払えそうなニュアンスを残しており “もっとカジュアルに接してもよいよ” という暗示を示している 人と人との境界線模様を今年も感じている

LS STUDIO KYOTO

〒604-8812 京都市中京区壬生相合町67-1 UN102

RELATED EVENT - 関連イベント

OTHER EXHIBITIONS - その他の展示