EVENT - イベント

ACADEMY

2025.4.19 - 2025.5.6 12:00~16:30 《 受講料 》
通しチケット 一般:¥20,000 / 学生:¥12,000
3回チケット  一般:¥6,500 / 学生:¥4,200
単発チケット 一般:¥2,500 / 学生:¥1,500

*通しチケット:一部講座の期間限定見逃し配信付き

KG+ACADEMY

TIME’S

京都市中京区中島町92

APPLY

専門家による「写真+ PLUS」をテーマにした全9回の連続レクチャー。学び、見て、考える、を巡るフェスティバルならではの学びの場を創出します。

#01
「写真 + 見えないもの:可視化できない記憶や歴史のレイヤーを探る」
日時:04.19 Sat. 12:00–13:30
会場:TIME'S 3F
講師:小原一真(写真家)

写真は単なる記録ではなく、時間や記憶、沈黙を映し出すメディアでもあります。本講座では、写真と⚪⚪をテーマに、写真がどのように目に見えないものを表現し、社会的な文脈の中で機能するのかを考えます。特に、災害や病によって見えなくされた人々の記録、個人のアルバムが消される歴史、そして風景に刻まれた記憶について探求します。講座では、私自身のプロジェクト『わかちもつ言葉と風景』や過去の実践を通して、写真が果たす役割を具体的に掘り下げていきます。

#02
「写真 + 9枚から始める写真史」
日時:04.19 Sat. 16:00–17:30
会場:TIME'S 3F
講師:タカザワケンジ(写真評論家)

写真史は写真作品を鑑賞するために必要な基礎知識です。すべての作品は突然生まれたものではなく、歴史的な流れの中に位置づけられるからです。
写真には180年以上の歴史があり、カメラ、レンズなどの技術的発展とともに表現も広がってきました。
この講座では写真史を振り返る入口として9枚の写真を選び紹介します。これらの写真を通して、写真とメディア、写真と芸術との関係を探っていきたいと思います。写真史の知識ゼロの方にもわかりやすい講座をめざします。

#03
「写真 + 現代アート①:構造——展示・制度・コンテクスト」
日時:04.29 Mon. 15:00–16:30
会場:TIME'S 3F
講師:北桂樹(現代写真研究者)

本講座では、写真を単なる視覚的な表現としてではなく、「展示」「制度」「社会構造」と密接に関わる行為として読み解きます。現代写真が私たちの社会的なまなざしを形成する過程を探りながら、写真作品の空間的配置や制度的機能について考察します。細倉真弓、中川もも、GC Magazineなど現代作家たちの展示実践を手がかりに、「見ることの構造」を明らかにし、写真表現における批評的思考の基盤を探求します。

#04
「写真 + 現代アート②:変異——写真性とその逸脱」
日時:04.29 Mon. 17:00–18:30
会場:TIME'S 3F
講師:北桂樹(現代写真研究者)

本講座では、「写真性」という概念を手がかりに、写真がいかに時代とともに変容し続けているのかを考察します。デジタル化、SNS、AI、インスタレーションなど、写真が多様なメディアや文脈と交錯する中で、「写真でありながら写真を超える」現代的様相を「写真変異株」として捉えます。ストレート写真の復権とポストコンセプチュアルな実践を通して、写真の境界線の変遷を探りながら、現代における写真の批評的意義と可能性について思考を深めます。

#05
「写真 + ジェンダー:セルフポートレイトにおける花とジェンダーの座標軸」
日時:05.04 Sun. 13:30–15:00
会場:TIME'S 3F
講師:堀井ヒロツグ(写真家)・成田舞(写真家)

セルフポートレイトの歴史を紐解くと、「花」というモチーフが画面構成上に繰り返し登場していることがわかります。花は時代や文化ごとに異なる意味を与えられ、ジェンダーをかたどる視線や欲望と密接に関わってきました。本講座では写真史をたどりながら、花という存在がどのようにして身体表象に組み込まれてきたのかを読み解き、撮影ワークショップを通じて現代の視点から新たな自画像の可能性を探ります。

#06
「写真 + ポピュラーソング」
日時:05.04 Sun. 16:00–17:30
会場:TIME'S 3F
講師:小林美香(写真研究者)

1970年代の歌謡曲から最新のK-POPまで、歌詞に写真やカメラに関わる言葉が登場するポピュラーソングやMVを「写真歌謡」として捉え、「写真」をキーワードに、新たな角度から音楽や映像表現を楽しむ視点を提案します。半世紀の時代をたどりながら音楽産業やメディアの構造の変化も浮かび上がってきます。
さまざまな楽曲の歌詞やMVに描かれるシーンの分析を通して、過去半世紀の写真と音楽に関わるメディア環境の変化、見る/見られる、撮る/撮られることに関わるジェンダーの関係や価値観、さらにアーティストとファンとの関係性の構築やコミュニケーションについてお話をします。

#07
日時:05.05 Mon. 15:00–16:30
会場:堀川御池ギャラリー
講師:中澤有基(KG+プログラムディレクター)

#08
「写真+キュレーション」
日時:05.06 Tue. 13:00–14:30
会場:TIME'S 3F
講師:きりとりめでる(美術評論家)
並び方ひとつでイメージの意味が大きく変わるものが「写真」です。本講座では、写真とキュレーションの関係性を理論と実践の両面から探究します。KG+での展覧会事例も参照しながら、配置によって意味がいかに生成されるか、また「展覧会」というフォーマットで写真を見せる/見ることの意義を考察します。

#09
「写真+印刷とAI:Maniac for Photographers 印刷のほへと vol.3」
日時:05.06 Tue. 15:00–16:30
会場:TIME'S 3F
講師:大畑 政孝(株式会社サンエムカラー)、木村浩(株式会社サンエムカラー)、北原 和規(株式会社UMMM)

現在、AIは私たちの日常で当たり前のように使われる状況となりました。もちろん写真と印刷に関しても、AIの登場によって進化を遂げています。技術面では、PhotoshopのAI機能や生成AIの深度推定、AIリサイズの精度など、写真において実際どこまで使えるのかについて、印刷会社であるサンエムカラーの現場目線で実例を紹介します。コミュニケーションにおいても、AIによって翻訳の精度が高まり、国外とのやりとりが容易になりました。海外からの写真集やアートブックの依頼も増えつつあり、海外との作品の事例も紹介します。世界的に表現の変革を起こしているAI。2025年ならではの印刷での可能性をみなさんと共有させてください。

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2025.4.19 - 2025.5.6 12:00~16:30 《 受講料 》
通しチケット 一般:¥20,000 / 学生:¥12,000
3回チケット  一般:¥6,500 / 学生:¥4,200
単発チケット 一般:¥2,500 / 学生:¥1,500

*通しチケット:一部講座の期間限定見逃し配信付き

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京都市中京区中島町92

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専門家による「写真+ PLUS」をテーマにした全9回の連続レクチャー。学び、見て、考える、を巡るフェスティバルならではの学びの場を創出します。

#01
「写真 + 見えないもの:可視化できない記憶や歴史のレイヤーを探る」
日時:04.19 Sat. 12:00–13:30
会場:TIME'S 3F
講師:小原一真(写真家)

写真は単なる記録ではなく、時間や記憶、沈黙を映し出すメディアでもあります。本講座では、写真と⚪⚪をテーマに、写真がどのように目に見えないものを表現し、社会的な文脈の中で機能するのかを考えます。特に、災害や病によって見えなくされた人々の記録、個人のアルバムが消される歴史、そして風景に刻まれた記憶について探求します。講座では、私自身のプロジェクト『わかちもつ言葉と風景』や過去の実践を通して、写真が果たす役割を具体的に掘り下げていきます。

#02
「写真 + 9枚から始める写真史」
日時:04.19 Sat. 16:00–17:30
会場:TIME'S 3F
講師:タカザワケンジ(写真評論家)

写真史は写真作品を鑑賞するために必要な基礎知識です。すべての作品は突然生まれたものではなく、歴史的な流れの中に位置づけられるからです。
写真には180年以上の歴史があり、カメラ、レンズなどの技術的発展とともに表現も広がってきました。
この講座では写真史を振り返る入口として9枚の写真を選び紹介します。これらの写真を通して、写真とメディア、写真と芸術との関係を探っていきたいと思います。写真史の知識ゼロの方にもわかりやすい講座をめざします。

#03
「写真 + 現代アート①:構造——展示・制度・コンテクスト」
日時:04.29 Mon. 15:00–16:30
会場:TIME'S 3F
講師:北桂樹(現代写真研究者)

本講座では、写真を単なる視覚的な表現としてではなく、「展示」「制度」「社会構造」と密接に関わる行為として読み解きます。現代写真が私たちの社会的なまなざしを形成する過程を探りながら、写真作品の空間的配置や制度的機能について考察します。細倉真弓、中川もも、GC Magazineなど現代作家たちの展示実践を手がかりに、「見ることの構造」を明らかにし、写真表現における批評的思考の基盤を探求します。

#04
「写真 + 現代アート②:変異——写真性とその逸脱」
日時:04.29 Mon. 17:00–18:30
会場:TIME'S 3F
講師:北桂樹(現代写真研究者)

本講座では、「写真性」という概念を手がかりに、写真がいかに時代とともに変容し続けているのかを考察します。デジタル化、SNS、AI、インスタレーションなど、写真が多様なメディアや文脈と交錯する中で、「写真でありながら写真を超える」現代的様相を「写真変異株」として捉えます。ストレート写真の復権とポストコンセプチュアルな実践を通して、写真の境界線の変遷を探りながら、現代における写真の批評的意義と可能性について思考を深めます。

#05
「写真 + ジェンダー:セルフポートレイトにおける花とジェンダーの座標軸」
日時:05.04 Sun. 13:30–15:00
会場:TIME'S 3F
講師:堀井ヒロツグ(写真家)・成田舞(写真家)

セルフポートレイトの歴史を紐解くと、「花」というモチーフが画面構成上に繰り返し登場していることがわかります。花は時代や文化ごとに異なる意味を与えられ、ジェンダーをかたどる視線や欲望と密接に関わってきました。本講座では写真史をたどりながら、花という存在がどのようにして身体表象に組み込まれてきたのかを読み解き、撮影ワークショップを通じて現代の視点から新たな自画像の可能性を探ります。

#06
「写真 + ポピュラーソング」
日時:05.04 Sun. 16:00–17:30
会場:TIME'S 3F
講師:小林美香(写真研究者)

1970年代の歌謡曲から最新のK-POPまで、歌詞に写真やカメラに関わる言葉が登場するポピュラーソングやMVを「写真歌謡」として捉え、「写真」をキーワードに、新たな角度から音楽や映像表現を楽しむ視点を提案します。半世紀の時代をたどりながら音楽産業やメディアの構造の変化も浮かび上がってきます。
さまざまな楽曲の歌詞やMVに描かれるシーンの分析を通して、過去半世紀の写真と音楽に関わるメディア環境の変化、見る/見られる、撮る/撮られることに関わるジェンダーの関係や価値観、さらにアーティストとファンとの関係性の構築やコミュニケーションについてお話をします。

#07
日時:05.05 Mon. 15:00–16:30
会場:堀川御池ギャラリー
講師:中澤有基(KG+プログラムディレクター)

#08
「写真+キュレーション」
日時:05.06 Tue. 13:00–14:30
会場:TIME'S 3F
講師:きりとりめでる(美術評論家)
並び方ひとつでイメージの意味が大きく変わるものが「写真」です。本講座では、写真とキュレーションの関係性を理論と実践の両面から探究します。KG+での展覧会事例も参照しながら、配置によって意味がいかに生成されるか、また「展覧会」というフォーマットで写真を見せる/見ることの意義を考察します。

#09
「写真+印刷とAI:Maniac for Photographers 印刷のほへと vol.3」
日時:05.06 Tue. 15:00–16:30
会場:TIME'S 3F
講師:大畑 政孝(株式会社サンエムカラー)、木村浩(株式会社サンエムカラー)、北原 和規(株式会社UMMM)

現在、AIは私たちの日常で当たり前のように使われる状況となりました。もちろん写真と印刷に関しても、AIの登場によって進化を遂げています。技術面では、PhotoshopのAI機能や生成AIの深度推定、AIリサイズの精度など、写真において実際どこまで使えるのかについて、印刷会社であるサンエムカラーの現場目線で実例を紹介します。コミュニケーションにおいても、AIによって翻訳の精度が高まり、国外とのやりとりが容易になりました。海外からの写真集やアートブックの依頼も増えつつあり、海外との作品の事例も紹介します。世界的に表現の変革を起こしているAI。2025年ならではの印刷での可能性をみなさんと共有させてください。

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