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Typology for traces of gable roofs ©Akiyoshi MIYAKE

三宅章介は、街中にある建物の壁面に残る、解体された家屋の痕跡を撮影する。かつてそこにあった人々の営みを刻印したような痕跡は時の流れと共に風化し、そこに新たな建物が建造されると人々の視界から消える。やがて隣接していた壁も解体され、人々の記憶から跡形なく消え去る。本作は解体された家屋の痕跡を撮影し、あえて薬品処理を施さずにプリントしている。非露光部分が光を受けるにつれ切り取られた映像も次第に消滅してゆく期間限定の記録である。

会場
ルーメンギャラリー
600-8059 京都市下京区下鱗形町543 2F

会期
2018年4月10日 ー 4月25日 12:00-19:00
閉場日 4月16日、4月23日

三宅章介 Akiyoshi Miyake
1950年神戸生まれ、京都を拠点に活動