KG+ 2017 KG+ スペシャルエキシビション

37 (Ⅰ)

Untitled ©︎Hyogo Mugyuda

「Artificial S」という一つのテーマに専念し、制作活動をする麥生田兵吾。「S」は複数の意味を包含する。「感覚(性)=Sense」を意味するとき、「Artificial S」は「人間の手により作られた感性」を意味する。「Artificial S」は全7章の作品で構成され、各章はそれぞれ副題があるが、全章を通して「生と死」が互いに溶け合うさまを表現する。
麥生田兵吾 Hyogo Mugyuda http://hyogom.com/pilephotos

会期 2017年 4月21日 ー 5月7日 11:00-19:00 閉場日 月曜日
会場 ギャラリーパルク
604-8082 京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル
主催: グランマーブル

37 (Ⅱ)

Difinition for Blank ©YukiNakazawa

デジタルカメラで撮影したとき、露出過多の部分は真っ白になる。その抜け落ちた白は別世界へとつながる何かに見える。デジタル写真は世界を数値化したデータで表し、モニターでは光(RGB)となり、インクジェットプリントでは色(CMYK)になる。過剰な露出を与えられ光に蒸発した風景は、インクジェットプリントではインクの乗らないただの紙となる。それはもはや紙であり写真ではないのだろうか。本展では、光(過去の現実)と紙(今)、抜け落ちた白を同一線状に捉え、鑑賞者に新たな知覚を問いかける。
中澤有基 Yuki Nakazawa http://nakazawayuki.jp

会期 2017年 5月11日 ー 5月28日 11:00-19:00  閉場日 月
会場 ギャラリーパルク
604-8082 京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル
主催: グランマーブル


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Snow Mountain @Taro Motofuji

ニュージャパンフォトは、日本の若手写真家と彼らに興味を持つ海外のギャラリストや評論家、出版社をつなぐことを目的に発行された。本展では、NJP3から15名の作家を選出したグループ展を開催する。

会期 2017年 4月14日 ー 4月22日 12:00-19:00  閉場日 なし
会場 アンテナメディア
600-8059 京都府京都市 下京区下鱗形町 563
主催:アインシュタイン・スタジオ einstein-studio.com


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Exchanging Wisdom ©︎Viktoria Sorochinski



「Anna & Eve」は2005年から7年間にも及ぶ叙事的なプロジェクトである。本作を含み、ヴィクトリア・ソロチンスキーの作品の多くはファンタジーとドキュメンタリーの狭間に存在する。アナとイヴ、まるで母娘の内面が逆転したかのような特異な関係性を反映し、演出した数々のシーンを切り取る。ソロチンスキーは常に民話が包含する象徴性や共通認識、またその影響や子供の知覚(良い意味、悪い意味両方)そして倫理観について関心を持ち、本作の初期段階には民話や神話的なフレームワークや演出で作品を撮影している。本作は特定の民話を引用しているわけではなく、アナとイヴの関係性をベースにソロチンスキー独自の解釈による幻想的な演出を通して、新たな神話を創造している。
ヴィクトリア・ソロチンスキー Viktoria Sorochinsuki viktoria-sorochinski.com/

会期 2017年 4月14日 ー 5月13日 10:00-17:30  閉場日 日、月、祝日(4月29日は開場)
会場 ワコールスタディホール京都 ギャラリー
601-8411 京都市南区西九条北ノ内町6 ワコール新京都ビル1、2階
主催:KG+、協賛:株式会社ワコール

イベント
4月14日
18:30-19:00 アーティストトーク
19:00-19:30 カタログサイン会

4月15日
13:00-14:50 「Fact & Fiction」
ソロチンスキー自身が本展出展作品を含むこれまでの作品制作、また彼女の特徴であるドキュメンタリーとフィクションの境界の曖昧さ、演劇的な制作手法について スライドを交えて紹介。逐次通訳あり。
定員30名 参加費: ¥3,240(税込) 要予約

15:00-16:50 ポートフォリオレビュー
プロとして写真を学ぶ意欲や志があり、自身のプロジェクトを前進させたい方を対象に、ソロチンスキーがポートフォリオレビューを実施。同時通訳あり。
定員5名 参加費: ¥5,400(税込) 要予約

※予約は以下ウェブサイトから申込 http://www.wacoal.jp/studyhall/


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Invisible Memories ©Kohey_Kanno

ジャパンフォトアワードは、世界に向けて日本の新しい才能を発信することを目的に2013年に設立された。審査員には、世界の第一線で活躍するエディター、キュレーターを招聘し、世界を志す熱意有る方たちに挑戦の機会を提供する。本アワード受賞者達は、ギャラリーへの所属、写真集の出版、美術館での展示等、着実に活躍の場を世界に広げている。本展では2016年度の受賞作品を展示。また若手作家作品をリーズナブルな価格帯で提供するEINSTEIN STUDIO PRINTSも同時開催する。

会期 2017年 4月14日 ー 5月14日 12:00-19:00  閉場日 なし
会場 ホテルアンテルーム京都
601-8044 京都府京都市南区東九条明田町7
japanphotoaward.com

主催: アインシュタインスタジオ
協賛: ルミックス,​ イエローコーナー
​協力: ホテル アンテルーム 京都, ​モチクリーム ジャパン


[NEWS] スペシャルエキシビションの詳細発表 2017.03.31
[NEWS] スペシャルエキシビションのアーティストが決定しました 2017.03.06

KG+2017 4部門
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